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ベースアップが生活苦の空回し

今賃上げが話題だ。賃上げ、ベースアップという経済行為は何を目的にしているのか。経済学は何と答えるのか?日本では、昭和35年(1960年)代、池田内閣の『所得倍増』政策で、みんな所得は上がり続けた。それが生活苦から逃れる事なら、みんな豊かに成って、幸せの筈じゃないか。賃金水準は昭和40年に比べればとても高い。しかし賃金上昇は何の意味が有るのか。賃金が上がれば、商品の価格、生活費の上昇を来たす。水道料金、電気量、衣服、燃料費などどれもが高騰する。賃金上昇分はそこに全て消えてしまう。結果は今までと同じ生活苦が残る。資本主義の競争原理は、弱肉強食による格差拡大以外の何ものでもない。高所得者から特別税を徴収する原理を社会正義の原則にした政策以外は、未来社会は加速度的に精神荒廃社会に向かう。経済学者は賃上げの意味をどう説くのか?黙っていられないので。