物理学理論は自然現象を説明出来ない

 物理学者は物理学理論が自然現象解釈に欠かせない学問だと言う。本当だろうか?日常生活で誰もが経験的に知っていて、感じる事がある。

 日向ぼっこ。それは冬を過ぎた春先や、暑い夏が過ぎて涼しい風の吹く秋にお日様の光を浴びるととても暖かくて気持ちが良い。それは陽の光を浴びることが原因でもある。では太陽光線の陽を浴びると何故暖かくなると思うか。そんな余りにも簡単な筈の自然現象の意味について、現代物理学理論では、その解説をする物理学者あるいは先生方はどの様に子供達に説明するだろうか。

 一方、光の物理学理論での解釈はプランク定数での光の振動数との関係表式での捉え方が基本に成っている。

 e = hν [ J ]

と言う表現での捉え方である。

 この式で表現される光の意味はどの様な物理量であろうか。

 日向ぼっこで温かくて気持ちが良くなる訳を、その物理学理論での捉え方で『振動数』という意味との関係を、具体的に分かるように説明して欲しい。

 巷の検索情報記事から拾うと、それも大学の研究室からの解説でも、光は波であるからとの解説から始まる。波は水面波のように波打ち、その波が広がる性質を持っているものである。と当たり前の説明がされる。しかし、そのような波を打つ現象の性質を持つ光を浴びる、日向ぼっこが何故気持ち良く暖かくなるかの説明に成っているだろうか。子供はそんな説明を聞いても決して納得できない筈だ。偉い学者が説明するのだから、それが理解できないのは自分が利口でないからだと諦めて先生の言う事を『ふーん』と聞き流してしまう。少しも子供の心に響く解説には成って居ない筈だ。

 學者が解説する内容は殆どそのような、曖昧模糊とした不可解なもので終わっている。学者は子供達が納得しているとも考えていない事が分かっている筈なんだ。それでもそれ以上具体的に子供達が納得できるように、どう説明すれば良いかを自分自身が考えていないのである。

 それは光が振動すると言う、その振動の物理的解釈法の意味を恐らく理解できていない筈だ。『何』がどの様に『振動』する物理的実体なのかの、具体的空間現象像を頭の中に描き切っていないのではないかと思う。『振動数』は科学的検査器具、実験装置とその手法によって共通に解釈する検出結果量の専門的測定結果法の測定概念量を指しているだけであろう。

 そんな曖昧な専門的科学的と言う手法の解釈法的結果の評価量を『振動数』と言う概念に置換えているだけだと思う。だからそんな科学的手法による決まった概念量を子供達に説明しても分かる訳など無いのだ。その分かる訳が無いという事さえ理解できない程専門的常識概念化した用語が光の『振動数』なのではないか。同じく光の『波長』という科学概念用語も同様の具体的な意味不明の筈だ。

 水面波を見て、そこに『エネルギー』の空間像を理解、認識できないようでは、子供達が納得できて嬉しいと思うような教育結果を決して示せない筈だ。光の『エネルギー』の空間像など認識できていない筈だ。

 要するに物理学理論は空間に実在する『エネルギー』を認識できていない学問なのだ。日常生活との結び付かない学術用の理論なのだ。経済的競争や生活の利便性の為の科学技術に役立つ解釈理論ではあるが、自然現象の理解に役立つ訳ではない理論体系なのだ。

 そこには余りにも有名な「マックスウエル電磁場方程式」と言う『電磁波』の『電界』と『磁界』と言う横波解釈手法の概念が在るからでもあろう。決して『電界』や『磁界』などの特別の概念など不要なのだが、とても数学的表現形式が高等数学を理解しないと及び付けない高度な専門的領域の理論体系で、専門家としての優位性を誇示できるからに精神的余裕を与えられるからかも知れない。『電磁波』も空間を縦に流れる、光速度で伝送する『エネルギー』の流れでしかないのだ。この電磁波理論の数学式的解釈理論とその手法が『波』の解釈に利用することで、とても高度な専門性の味付けになる点で大切なのかも知れない。専門性の為に!

 理科教育は高等教育の為の基礎学術論であってはいけないのだ。日頃、身の周りの景色を見て、これはこのような意味なのではないかなと不図不思議に思う事の助けになるような卑近な現象を解釈する助けになる事を目指すべきものだと思う。/

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