電気技術理論と自然現象論

(2023/03/22).

 ここで取り上げる課題は、少し電気現象を学習した事のある方には、とても有り触れた基礎的な問題の筈です。どうぞ専門的学識を以ってお答え頂ければ有り難いです。

 電気技術理論とは電気理論・電気磁気学に当たる。従来からの科学論に相当する内容になろう。

 自然現象論とは現代物理学理論と全く異なる科学論・物理論になるか。要するに、学校教育で扱う理科教育理論と全く異なる思いを込めた自然観察理論になる。

 次は、未来への新しい視点・観点が要求される教育上の、社会的問題提起となるとの思いを込めて。

 『電気エネルギー』と言えば、その意味をどの様に認識なさるかと言う観点から、その意味が電気技術理論になるか自然現象論になるかに分かれよう。

 その意味を解説しよう。それを次の図 (電気エネルギーの変換現象) によって考えよう。

 

 図は有り触れた電気回路である。電源は直流電圧源の蓄電池である。負荷はコンデンサ、少し突飛ではあるが木炭負荷そして白熱電球の三つを対象に選んだ。

 問題〈1〉: 蓄電池は何を貯蔵した電源か。

 問題〈2〉: 電気エネルギーとは何か。

 問題〈3〉: 電気エネルギーはどの様に負荷に伝送されるか。その伝送を担うものは何か。

 問題〈4〉: コンデンサは何を貯蔵する電気要素か。

 問題〈5〉: 木炭あるいは抵抗体ヒーターはどの様な電気物理現象を採るのか。

 問題〈6〉: 白熱電球が放射する光はどの様な物理現象に因るのか。

 問題〈7〉: 電流 I とはどんな物理量が流れる意味か。

 こんな問題は、日常生活上の電気回路現象をどの様に認識しているかを問う問題である。しかし、ここで特に意識した事は物理学理論が『エネルギー』と言う物理量を認識しているかどうかを確認したかった事である。『電子』と言う現代科学理論の根幹を成す素粒子が電気回路でどのような機能を担っていると考えるかを物理学理論に則って解説して欲しいのである。特に電気磁気学理論を担当なさって居られる大学の教育担当者にお願いしたい。

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