日別アーカイブ: 2023年2月7日

超電導 その滑稽論理❓

(023/02/07).

 また御免なさい。世界の科学論に批判をする御迷惑を。しかし、こんな曖昧な、論理的に考えない科学理論の横行に我慢できないのだ。

 20aYE-14 超電導現象の誤解 日本物理学会講演概要集 第63巻ー2号-4分冊. p.691. (2008.9.20). 
  そこには、[電流と言う物理量は無い⁽¹⁾]  から始まる。

 誰も、恐らく『電流』と言う物理量が無いとは言わなかろう。しかし、その『電流』と言う意味をよく考えれば、そんな物理量がこの世界にある訳は無いのだ。科学技術量としての『電流』は有ると言える。そんな概念量『電流』を計測する測定器を開発した、その科学技術力は驚嘆に値する。

 然し乍ら、『電流』と言う『電荷』の時間微分で解釈するその論理性を、とことん追究すれば、極めて曖昧な概念である事に気付く筈だ。『電荷』とは何か?、その『電荷』が導体内の何処をどの様に流れている状態で、その時間微分とはどの様な意味かと具体的で、詳細な意味を確認すれば、そこには明確な理屈が成り立たない曖昧さ以外の何物でもない事を確認できる筈だ。要するに、誰も『電荷』の空間を占めるその像を描けないのだ。どんな物理的空間像かを考えないのだ。

 『電荷』に対する物理学理論の定義は。 『電荷』にはプラスとマイナスの二種類が在ることになっている。クーロンの法則で、+と-の『電荷』は引合うと言う。+と-と言う違いはどのような空間的違いを持つのか?その違いによって引合う力の発生理由が示されるなら、そこにその論理的な理屈が示される筈だ。しかしその点が根本的に欠落しているから、+と-の『電荷』が引合うと言う論理性等全く示し得ないのだ。そのような『電荷』の内で、『電子』が特別な意味を持っているが如く、あらゆる科学理論の根源的物理学的素粒子のように論拠として扱われる。具体的な論拠となる理屈も示し得ないままで。その『電荷』あるいは『電子』が金属導体中を自由に流れると、理屈もなしに唱えられる。『電子』と磁気の関係が理屈もなしに、論じられる。

 『電荷』が導体金属内を流れると、何故どの様な理屈で、電線導体から離れた空間にその電線導体内の『電荷』が『磁束』と言う意味不明な線束を発生すると言えるのか。その訳は何か?

 『電荷』の空間像も明確に示し得ないで、遠隔の離れた空間に何故、『磁束』と言う磁気的物理量概念(?)を発生できると言えるのか。何処にも、理屈など無いのだ。だから空間に『電荷』と同じく『磁束』等がある訳など無いのだ。

 物理学理論に、一体どこに論理性があると言うのか。『電荷』とはどの様な空間像かを示し得ない限り、そこには専門家としての社会的責任を果たしてはいないと言わざるを得ない。

 『マイスナー効果』。 『磁気』とは『磁束』が空間に張り出している空間像で捉える事など出来る物理量・物理概念ではないのだ。何処に『磁束』等が在るか?『磁気』とは『エネルギー』の軸性回転流でしかないのだ。