自然に驚嘆した。
地球への不思議が、心を揺さぶった。それは或る日の庭石置き場での事だった。長岡市の新産地区で、庭石に惹かれて観察させてもらった時の事である。
そこに在った。地球の過去に引き摺りこまれた。
木の化石。
左側にたばこ「ピース」の箱を据えた。
この庭石は、少し大きな庭のある家で、よく見掛けるものである。しかし、その石の一部の色が茶色である。それはどう見ても、枯れ木の肌の色だ。
その拡大図。
当時、六日町で、『巨木館』を尋ねていた。入口にデンと据えられた巨木に圧倒された記憶があった。その驚きもあってか、上の巨木の化石としての姿に、心が震えた。
この事が、地球への過去の歴史を思う事件の発端となった。
石の囁き 聞こえますか (2011/07/23) の記事に繋がった。
自然は科学理論での解説では論じきれない深い不思議な本質を秘めているのだ。