危うい原発運転期間の算定

大変気掛かりな最近の原子力発電所運転延長政策。

運転停止期間を発電所経過年数に計算しないと言う政府方針が唱えられているようだ。

原子力発電所に限らず、科学技術設備・製品の「運転停止期間」は様々な意味を持っている。

その中でも、原子力発電設備は技術の総合巨大制御技術設備だ。隅々まで、一つとして欠陥があれば、一穴の欠陥がどの様に制御系全体に影響するか計り知れない危険性を含んだ状態になる。

『運転継続』と『運転停止期間後の再運転』の巨大制御システムの安全性には、大きな差が潜んでいると見做さなければならない。

『運転停止期間』の設備については、日常の点検も、設備の動作監視も停止していた。運転中より気付かない設備の腐食も発生し易い筈だ。そこに気付かない『一穴』がとても大きな安全性を損う可能性となっている筈だ。

長い期間の『運転停止原子力発電所』の運転再開は大きなリスクを抱えていると思えば恐ろしい。

逆に『運転停止期間』は通常の運転期間の数倍に考えるべきと思う。

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