11月7日の新聞記事(新潟日報)で知った。
[小中生不登校 最多24万人超]
「不登校特例校」の記事と一緒に、次のような問題も示されていた。
〈この空欄には何の数字が入りますか〉
この問題を見て驚いた。空欄のAとBに入る正しい数字を答えさせる問題である。二次方程式と因数分解の意味を知っていなければならない。その上で、 A =10。B =5。と答えさせる問題だ。
(X+5)² = X² + 2×5x+25
の式の意味を理解しているかを問う問題だ。
筆者が二次方程式を習ったのは高等学校に入ってからの数学であった。
当時の中学生の数学の問題で、指数の意味を学習したことは覚えている。精々次のような
2³×2² = 2⁵
等の問題であった。
時代が進んで、科学技術万能のような競争社会になったからと言って、なぜ二次方程式を中学生が学習しなければならないのか。
確かに語学は、会話位は日常用語として外国語を学習する必要な時代になった。しかし、数学や理科など高度の学習内容を低学年に、早く取り入れる必要などどこにも無い。
先日も、中学生の理科教育内容に、体温の話が恒温動物と変温動物の内容に及んでいると知って驚いた。恒温、変温などの言葉も初めて知った筆者には驚き桃の木である。
結論。
これは教育体制の社会問題である。
考えない人による、学習内容の決定・選定の行政が招いた、不登校最多発生問題と観る。
子供達が教育の仕組みに依った『いじめ対象』となっている。興味のない子供には、こんな訳も解らない理数教育を強制される時間は、教室内での苦痛と吐き気の時間以外の何物でもないだろう。御免なさいね!
といっても自分も、工業高等学校で自分が理解も出来ない電気工学の授業をしていた。🙇。「アンペア―の法則」の意味さえやっと間違いだったと理解できた。
上の問題は、教室での教育内容に興味が無く苦痛に耐えている子供の、不登校生に対しての『不登校特例校』における問題である。再び詰め込み教育の弊害を忘れた、後戻り教育だ。
教育機関の解決すべき社会問題だ。
小春日和に日向に出て、太陽光に当る『日向ぼっこ』授業。何故暖かいを「考えてみてね!」位の処で答えを求めない授業が良い。現代物理学理論で、「気体分子運動論」等が大学で成されている現状が「嘘教育」の始まりだからだ。