光はエネルギーの流れである。
光、その表現式は
e=hν [J] (表式)
で表される。
その特性を、振動数 ν[Hz] で捉える。
プランクの定数 h[Js] によって、光の意味を解釈する。
光は自然科学理論の根幹を成す物理量である。プランクの定数によってその光の意味を統一的に捉えることが出来た。
さて、その光のエネルギーを、上の(表式)で解釈するが、その『エネルギー』をどの様な意味で、どの様な空間像として捉えているかが曖昧に思える。
空間の『エネルギー』を、光の『振動数』との関係でどの様な空間像として捉えているかが分からないのだ。
結局『エネルギー』の空間像を認識しているか?という事だ。
電気回路にはタンク回路(L,C)の共振現象が有る。エネルギーの共振現象 (2013/07/02) で『エネルギー』の意味を取り上げた。
光りも上の共振回路空間の『エネルギー』と同じ、『エネルギー』の光速度流なのだ。だから、光も『振動』するものなど無いのだ。光の物理学理論に因る解釈は、電磁波と同じく直交した電界と磁界での捉え方が一般的に思える。しかし、光の『エネルギー』は進行方向に一直線に縦に流れるだけなのである。電磁波が空間の『エネルギー』波が縦に流れると同じく、光に『振動数』と言う横に振動する物理的実体は無いのだ。勿論電磁波も横に振動する現象など無いのだ。電界と磁界で、『エネルギー』の分布波を解釈するから、必要もない横波で解釈するだけなのである。
光の波長λ[m]は、電磁波での波形の波長で認識するか、『エネルギー』の波長で解釈するかで、波長の長さが2倍の長さの違いになるので、重要な点となる。
関連記事にプランク定数を解剖する (2014/09/23) がある。