陰極線の物理的実体

(2022/09/13)。陰極線がJ.J.Thomson (英)によって 1897年に、電場で曲がることが発見されたとある。そこから、『電子』論が始まったと言って良かろう。電気回路現象はじめ、原子論など、すべての科学理論の論拠概念として、『電子』がその基本となって来た。

陰極線とは何だ? (2022/02/25)に疑問を呈した。

陰極線は何故緑色か? 陰極線とエネルギー

再び取り上げる。真空管内の電極に電圧を掛けると、緑色の放射光線が現れる。それを陰極線と言うようだ。前の記事、陰極線とは何だ?でも論じたが、放射光を光の『エネルギー』と認識すれば、その『エネルギー』がどの様に電源から放電管に供給されるかを考える筈だ。J.J.Thomson の当時の解釈をそのまま踏襲している。陰極線が『電子』の流れと言うなら、当時から1世紀以上経って、現代物理学理論が自然現象の解釈論として論理的に深く究められたなら、少しは疑問を抱いて、『電子』がどの様に『エネルギー』を光放射現象に変換する機能を担っているか位は考えて当然と思う。『電子』の流れと、その物理現象に疑問も抱かないで過ごせば、みんな仲間で安泰に、物議もなく過ごせるだろう。光が『振動数』と言う意味不明な抽象論で、専門家の専門家論理の世界から空間を縦に流れる『エネルギー』に気付かないで済む訳は無かろう。光は何も振動などしていません。振動する物理的実体など光にはありません。陰極線と言う専門論の解釈概念の中における、放射光の『エネルギー』を考えて欲しい。また電源の負側から放出される『エネルギー』は全て放電管内で光として放射され、+極側など何も戻るものは無い。緑色に光る放射エネルギーは、丁度高電圧のマイナス極の『コロナ放電』と同じ現象でしかないのだ。空気圧が低ければ、その絶縁機能が低下して、気体が絶縁破壊される現象でしかない。電磁気学での電界と言う物理的空間歪で、供給『エネルギー』分布密度が気体を光放射させる現象である。

陰極線と言う『エネルギー』の流れはマグネットや電界で曲がる。

その訳は、マグネットとはその磁極近傍空間が『エネルギー』の軸流空間なのだ。電界と言う電極間の空間も『電荷』などに依る電気力線などで解釈する場ではないのだ。そこも『エネルギー』の流れる空間なのだ。陰極線が『エネルギー』の流れであり、マグネットも『エネルギー』の流れる空間であり、電界も『エネルギー』の流れる空間である。みんな『エネルギー』の流れる空間の現象なのだ。だから。フレミングの法則の物理的意味は『エネルギー』の流れ同士の『近接作用力』の現象なのだ。

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