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『エネルギー』-それが物理量―

(2022/07/04)。『エネルギー』は空間に満ち溢れている。

エネルギー(energy)とは? (2011/09/07) が『エネルギー』の意味の理解についての自己確認の初めの記事であった。

この自然世界の基本物理量『エネルギー』を理論物理学では認識していない。この空間に満ち溢れている『エネルギー』が実在している意味を理解していない。光の空間に展開している『エネルギー』の姿を理解していない。そこに科学理論の基礎理論であるべき『理論物理学』という学問的意義が疑わしい物に陥ってしまった象徴的姿を現している。自由電子と磁束の相関性の論理性。その話をしようと思ったが、余りにも物理学が虚飾性に満ちたものである為、そんな話の価値さえ無いかと‥。

その『エネルギー』の意味を理解できないまま、現代科学理論の如何にも先進的・指導理論であるべき基礎学問としての理論物理学が人々を導いてきたのだ。その結果、現在の物理学理論が空間に満ち溢れている『エネルギー』の存在する事を理解せず、その意味を説く指導理論としての役割を失い、現代物理学理論が地に落ちてしまったのだ。自然世界に存在もしない『電荷』という仮想的物理量を自然科学論の基本概念として、その意味を理論物理学の根幹に据えてしまった。『電荷』など何の役にも立たない概念である事にも気付かずに。

単純な電気回路を取り上げて、その回路現象の中での『エネルギー』の、その意味を説こう。

物理量:エネルギー。 電源と負荷を繋ぐ配線がどの様に『エネルギー』を伝送する機能を担っているのか。その『エネルギー』の伝送に『電子』など何の役にも立たない事すら認識しない現代物理学理論、一体その学問としての意義は何処に在るのか。高等数学の式で、仮想物理量によって、如何に解釈しようとその先に未来は見えない。日常に有り触れた、電気回路の中に自然現象の極めて純粋な空間の『エネルギー』がその真相を見せている。その一端を述べて、『電荷』なる概念の意義を問う。

屋内配線のFケーブル。

その構造が下の図である。その図は2013年頃のものだ。当時は未だ『エネルギー』が幾らか+極側を戻るとの解釈で居た。しかしそれは誤りであった。現在は、マイナス極側に『エネルギー』が分布し、電圧の物理的意味を担っているとの解釈に在る。その意味で下図には、『エネルギー』の分布で修正しなければならない部分がある。

(訂正)。上の図で、w=3.3[μJ/m]と訂正する。

例えば、電線路に一般家庭の屋内配線に使われるF cable を使ったとする。Fケーブルは銅線を絶縁ビニルで被覆した堅牢な配線である。この配線の構造を見れば、如何にも絶縁被覆部分には何も通らないと思いたいだろう。だから銅線内部に『自由電子』が流れると、『電荷』の基礎概念を論拠にした理論展開を、疑問など抱く余地なくするのだろう。以上配線について付記しておく。

図(物理量:エネルギー)は単純な単相の電灯点灯回路である。電源が交流か直流かの違いが有っても、基本的に『エネルギー』の伝送回路という意味では同じだ。導線で挟まれたビニル絶縁体部分の空間を『エネルギー』は伝送される。その空間構造と絶縁体の誘電率、透磁率の因って回路定数の C[F/m] ,L[H/m]が決まる。『エネルギー』の伝送特性、伝送速度などがその定数 C およびL によって決まる。線路電圧Vは

V=√(δp/C)

で、電線路の『エネルギー』分布密度δp[J/m]が決まる。

さて、そこで次の〈問答〉となる。

〈問答〉負荷ランプは何を消費する電気製品か。

こんな基本的な意味から確認しなければならない程、物理学理論が意味不明な虚飾概念で論じられる状況と成ってしまった。さて『何』を使って、光を放射しているのか(?)など余りにも単純な質問である。単にランプから放射する光はどんな物理量と現代物理学理論では解釈するのかを尋ねているのだ。『エネルギー』以外の「物理量」だと解釈するならお答え頂きたい。プランク定数 h[Js] を使って、hγ [J] だ等と解釈するだけでは、光の空間に実在する『エネルギー』という物理量の意味など何も理解していないと言わなければならない。

電線路は、そこを通して電源から遠く離れた地点迄の負荷へ『エネルギー』を伝送する機能を持たせた、科学技術設備の筈だ。ただその『エネルギー』をどの様に電線路で伝送しているかの、最も基本的日常生活感覚からの解釈が出来ない理論物理学の矛盾を指摘するのだ。決して『自由電子』や『π電子(?)』等の『電荷』付加粒子が『エネルギー』を伝送する機能など持ち得ない事を指摘するのだ。『電子』などでの虚飾物理学理論の実体を市民に理解してもらって、未来に向けた真に自然を理解した科学論を取り戻したいのだ。インターネットの溢れかえる怪しい科学論らしき『電子』の虚飾性を暴き出したいのだ。『エネルギー』一つで良いことを。地球の磁気も周りを回る『エネルギー』の軸流でしかない事を。

『エネルギー』は空間しか伝送できないのだ。金属導体の中など光のような電気の『エネルギー』は伝送できないのだ。光が空間を流れる『エネルギー』の縦波である意味を理解しているかどうかを尋ねているのだ。

Fケーブルの電線路ではどの様に『エネルギー』が伝送されるかを示そう。それは余りにも単純な現象であり、特別の学問的意味など見えない。ただ、電気回路には『電子』など何処にも出る幕が無いと言うだけの解釈である。

F cable と銅線近傍の『エネルギー』伝送現象。

①はFケーブルの断面図。②は二本の銅線に、+、-の電圧極性が印加されている。その銅線導体近傍に流れる『エネルギー』を青色で、その概略分布を印した。この分布について、科学的にあるいは数式的に実験で示すのが科学論であろう。しかし、その空間に流れる、あるいは存在する『エネルギー』の分布を科学的に計測することは不可能である。だから殆ど誰も空間に『エネルギー』という物理量があるとは認識して居なかったのではなかろうか。光速度で流れ来る、太陽光線の到達する『エネルギー』の密度分布状況など測定できないと同じ意味である。薔薇の花弁から放射される光の『エネルギー』の密度分布など計測できない。

電線間には『電界』が電磁気学で定義されている。その『電界』とは、一般に空間の『エネルギー』に空間的分布勾配がある事を評価した概念と解釈できる。一般的に、空間に一様な『エネルギー』の分布はないと認識すべきだ。電線間に電圧が掛かれば、その空間には『エネルギー』の分布勾配が発生する。その『エネルギー』の密度は回路定数 C[F/m] という空間の技術的解釈定数の静電容量によって決まると観てよい。

もう一つの技術概念に『磁界』がある。当然負荷へ『エネルギー』の伝送があれば、その電線路空間には『磁界』は発生する。普通の電気磁気学理論では、『電流』という『電荷』の流れが無ければ、『磁界』は生じないとなる。それは電気磁気学理論の解釈法でしかない。自然界に存在しない『電荷』を存在すると解釈した原点からの解釈法であるから。普通の電圧レベルでは全く分からないが、高電圧の空間の『エネルギー』の密度が高い場合は、『電流』など流れて居なくても空間に『エネルギー』の高密度状態があれば、そこには『磁界が』存在することが分かる筈だ。原理的に、空間に『エネルギー』が存在すれば、『電界』があれば必ず『磁界』が在るのだ。その意味が『静電界は磁界を伴う』の意義である。地球空間には地磁気と言うほぼ一定の『エネルギー』の表面回転流が有るから、その磁気的影響の支配下に在り、低電圧の電気回路の負荷への『エネルギー』の流れが無ければ、『磁界』は地磁気の影響下で観測し難かろう。

『電界』と『磁界』はあくまでも人が空間に在る『エネルギー』の自然現象を解釈する解釈上の概念でしかないのだ。科学理論の根幹として捉えるべき物理量の『エネルギー』を如何に認識するかに掛かった解釈になる。