日別アーカイブ: 2022年6月29日

マグネット (エネルギー保持機能)

(2022/06/24)。電気理論の解釈概念には『電界』と『磁界』が在る。その中でも、日常生活で誰もが感覚的に認識できるものが『磁界』あるいは『磁気』であろう。メモの留めに使う『マグネット』が有るから。この記事を書きながら、先にN極 S極がある訳じゃないを投稿した。少し気抜けした記事になったかも知れない。

しかし、その『マグネット』の自然現象を理解するとなると、一筋縄では困難である。理論物理学でも困難であろう。その訳は『磁束』という物理量は自然世界には存在しないから。ファラディーの電磁誘導則という基本法則がその『磁束』という科学技術概念に因った解釈法を採っている。その電磁誘導則によって誰もがその現象をよく理解でき、その『磁束』に因った極めて有用な科学技術論と成っている。その『磁束』が自然世界に存在しない等と言ったら、科学論の世界からは無視されるかも知れない。然し乍ら、それは本当の事なんだ。

そこに『マグネット』の誠に不思議な機能・特性がある。『磁石』は幾ら使っても、その機能・磁力が衰えない。その訳は何故だろうか?(訂正:マグネット製造現場では磁気の減磁問題が重要な技術対策問題になってはいる。温度や磁場環境での減磁が在るのも確かだ。)しかし、ここでは普通の日常でのマグネットについて、その磁気という意味の強さが変らないと言う意味での事として置こう。

〈疑問〉を抱く事こそが科学論の始まりである。

『磁束』が流れてもいない『電流』によって発生するという「アンペア―の法則」あるいは変圧器の『励磁電流』は基本的に矛盾を内蔵した技術概念だ。もし『電流』と『磁束』の関係性を空間的に離れた遠隔作用としての論理的な繋がりを考えるなら、そこには矛盾があると気付く筈だ。-この問題は次の記事:自由電子と磁束の相関性の論理:で取り挙げたい-

『磁界』という技術概念も『エネルギー』の流れを基にした概念で捉えて評価した人間的解釈概念でしかないのだ。その『磁界』は『電界』以上に抽象的仮想概念と言うべきものである。

変圧器がある。それは磁性材料の『鉄心』の『磁気特性』によって可能となった科学技術設備である。一次巻線に印加する電圧によって、その鉄心の磁気特性と鉄心断面積が変圧器機能を発揮するに極めて重要な意味を持っている。断面積はそこに入射する電源からの『エネルギー』の受け入れ能力を決めると言う意味で、技術的な評価が生まれた訳と解釈する。もし空芯なら、直ぐに磁気飽和と言う用語の意味によって、電源短絡事故となる。そこに鉄心材料の機能の不思議な秘密が隠されている筈だ。人が『エネルギー』という自然世界の実在物理量に気付かないだけで、科学的認識に違いが生まれるのだと理解する。あくまでも『磁束』ではなくコイル近傍空間を通して鉄心に入射する『エネルギー』の物理的現象によると解釈する。コイルの一次、二次巻き線に対して『エネルギー』の作用は空間的に同じ意味で機能する。それが巻き線比と電圧値の関係だ。

マグネットの砂鉄模様。

道草問答(4)マグネットの砂鉄模様 (2012/11/24)に載せた模様だ。

鉄心の機能と『エネルギー』。どの様に鉄心材料の中で『エネルギー』がその特徴を示すか。そこが問題だ。それは『マグネット』の機能にもつながる基本現象の筈だ。ただ変圧器鉄心とマグネット材料には大きな特性差がある。マグネットの『エネルギー』の貯蔵機能の不可思議が特徴的である。

マグネットとエネルギー流。 上の砂鉄模様から、マグネットの表面に現れる『磁気』の本質は『エネルギー』の流れと捉えた。何故『エネルギー』の流れと解釈するかは上の写真の砂鉄模様の意味を解釈する結果に因る。写真のように、砂鉄の軸が繋がって線状に半径方向を向く訳は何か。

コンパスの磁界。

地磁気とコンパス (2012/09/13) に記したコンパスの『エネルギー』の流れの意味が右図だ。

磁気に関する基本的認識の間違い。磁気には、N極とS極という二つがあると成っている。磁石はどんなに切っても、必ずNとS極が両端に現れる。地球にも磁極がある。しかしそれは地球の表面に『エネルギー』が西方向に流れて居るだけなのだ。コンパスもその軸に対してN極側から見て、時計回りにコンパスの周りに『エネルギー』の回転流があるだけなのだ。S極側から見れば、反時計回りに『エネルギー』が流れて居る事に成る。その時計向きか、反時計向きかを磁極のN極、S極と見做しているに過ぎないのだ。『電流』で磁気が発生している訳ではないのだ。その意味が前の記事、 N極 S極がある訳じゃない の解説だ。

砂鉄模様を『エネルギー』の流れとしてみれば、

上の図のような、砂鉄模様に垂直な『エネルギー』の流れの意味である。

〈疑問〉 今でも砂鉄模様に対して、明確な解釈を下せない疑問がある。マグネットの磁界は中心部には無く、周辺部に集合した還流の『エネルギー』と成って機能することである。この意味が変圧器の鉄心の機能の物理的な解釈に繋がる筈だ。変圧器の『磁束』による解釈は技術的解釈法で、空間を流れる『エネルギー』を捉えた物理的現象解釈に他ならない。変圧器の一次巻線から入射する『エネルギー』の空間伝播現象で捉えなければ、電磁現象の真相には届かない。以上の『疑問』の未解決が残されたまま、この記事の目的は中断とする。それは鉄心断面積の意味を解く鍵でもある。鉄心中心部の鉄原子の磁気的特性までもが全て鉄心周辺での『エネルギー』の流れとしての機能を発揮すると解釈する論理性を説明できない不甲斐なさを抱えている為である。その意味付けの問題でもある。

この自然の心

(2022/06/29)。庭に展開される自然という営みをどの様に解釈すれば良いかと、己の想いは自然の心に届かないのかと、自然に脱帽だ。

昨日食べたスイカの皮(?)を地面に置いた。今朝のその姿だ。何時も予想しては居るがこの表面を土や砂で被う意味。

 

これは2日前のスイカの皮だ。

 

 

 

これは1週間ほど前のメロンの食べ後の姿だ。

 

 

 

 

必ず表面が土などで被われる。ダンゴ虫や蛞蝓が必死に食べている。初めに遣って来るのは小さな蟻だ。何処からともなく無数の蟻が表面を覆い尽くす。いつの間にか蟻は消える。その後が土等で被われる。その後、蟻は消える。翌日に成るとご覧のように覆われている。

その訳に思案する。蟻は何の為に膨大な作業をするのか。自然の世界を理解することは物理学理論の誤りを解く以上に難しい。『電荷』など存在しないのに、物理学理論ではその存在に基礎をおいて構築されている誤りを思いながら。物理学での光の波長とは具体的にどのような意味で捉えているかが誠に不可解と思いながら。

そんな、自然の今朝の営みに思う。