血液には赤血球と白血球、更に血小板などが含まれているという。
赤血球は扁平状の中心が窪んだ球のよう解説されている。しかもそれが赤く示されている。
解説記事を見ると、赤血球には多くのヘモグロビンの分子構造体が含まれているとある。
血液が赤い訳は、そのヘモグロビンの中心部に鉄原子Feが一つあるという。その鉄原子の存在が血液の赤い理由の訳としてどの解説記事にもある。全体の分子構造体の構成原子数に占める『鉄』の数量からして本当か?と疑わざるを得ない。
そんな、如何にも当たり前のように解説されていることが理解できないのだ。ヘモグロビンが酸素を保持し、鉄と結びついて丁度鉄錆が赤くなると同じ現象が起きるからというような、如何にも素人を誤魔化すような解説記事に思えてとても不快だ。
追記。パルスオキシメーターで血中の酸素濃度を計測するとある。酸素濃度で血液の色が変わるから、測定が出来るらしい。その酸素がヘムと言う鉄と結びつくと恐らくヘモグロビンの構造が変化し、その為光の共振波長が赤色に変化するという意味なら理解できる。鉄と酸素が結合するだけで、赤血球全体の色が変わるほど『鉄』原子数が占めていると理解できない。もし赤血球表面をヘモグロビンが覆っている程多いなら、赤血球表面全体の構造変化で、血液の赤色で生命の危険性の信号という意味でなら分かる。
『鉄』と言う原子の物理的意味を考えている。マグネットが何故磁性を失わずに、磁気機能を保持し続けられるのか不思議だ。今、同期発電機の回転磁極と固定子電機子巻線間の空間ギャップを『エネルギー』がどの様に伝送されるかを考えている。その電気技術理論は『ファラディーの電磁誘導則』で誰もが、その発電機の原理・物理的原理が分かったと納得している。しかし筆者にはそんな物理的解釈が罷り通る現代物理学理論が不可解な解釈と言わざるを得ないのだ。
全て『鉄』の不思議に掛かっている。ヘモグロビンの鉄原子がそれほど『赤』の色を創り出すほど空間的にも影響力を及ぼすなど信じられないのだ。鉄系の磁性材料の物理的物性特性が不思議でたまらない魅力に思えるのだ。何の経済効果も生まないが、人を適当に茶化すような物理学理論が許されないのだ。何が原子構造の周回電子で物性特性の解説が出来るというのか?『電子』など自然界に在りもしないのに。
『鉄』の不思議は玉手箱だ。