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光の速度

(2022/04/15)。光は自然現象を解釈するに欠くことの出来ない科学的基準の物理現象である。光は何から構成されているかと言えば、それは『エネルギー』である。自然空間を伝送する『光速度』の『エネルギー』の流れである。

広い宇宙の中で、満ち溢れて伝播しているのが光である。無限の星から、宇宙空間をそれぞれの速度で、それぞれの方向に運航している星から、宇宙空間に光が放射されている。全ての星はその速度ベクトル、それは無限に異なる速度で運行している。

『光の速度』それは『光速度』という一定の速度で伝播する。しかし、その伝播空間の空間媒体が全宇宙空間で同じくは無かろう。一応「真空空間」という空間媒体の条件を規定して考えてはいる事が一般的であると言えよう。光の伝播する空間媒体中に障壁があれば、近傍を通過する光はその近傍で伝播方向が変る屈折も起きる。空間媒体密度に変化があれば減速もする。しかし、一般的には無条件で真空空間中の伝播速度で解釈する。

そのような一般的な真空空間と見做す伝播空間では、どの様な速度の星から放射されようと、光が一旦その空間に放射された瞬間から、その速度は『一定光速度』という基準で空間を伝播すると解釈する。

我々が光の速度を観測する時、どの様な星から放射された光であろうと、必ず『相対速度』でしか光の速度を観測する事は出来ないのが一般的である。ただ、地球上で地球上から放射された光を観測すれば、基本的に所謂一定の『光速度』で観測される―この意味について追記して置くー距離と時間の比という意味で、速度を定義するが、厳密には地球上の観測点も移動しているからその分の距離だけ光速度の定義からすれば異なる事に成る。だから、ここでの意味は寧ろ光の『波長』に観測上変化は生じないという意味で解釈すべきではある。即ち光源からの放射光の光としての特性である『波長』に影響はないという意味で、相対速度が原因としてのドップラー効果は生じない。それは光の放射源と観測者が一定の空間距離を保っているからだ。月からの放射光も地球上で観測すれば、厳密には『相対速度』での観測になる。その訳は、観測者である我々が、光が『光速度』で伝播している空間に対して如何なる相対速度ベクトルであるかを知ることが出来ないからだ。

光の速度が一定の『光速度』で伝播する『エネルギー』の縦波であると認識すべき物理現象を、その観測する対象の光の速度という意味を捉えようとすれば、その『エネルギー』がどの空間基準をどの方向に伝播しているかを観測者は基本的に知る事は出来ないのだ。だから測定する光の『波長』を厳密に本来の値を知る事は出来ないのだ。この意味はアインシュタインの「特殊相対性理論」が間違ったものであるという意味での解釈である。

星から放射された光を観測した時、その観測波長は基本的に『相対速度』での観測結果による波長評価である事になる。光とは空間分布密度の『エネルギー』の縦波であるからだ。

光の空間像認識の必要性を、物理学教育において、物理学理論の根底に捉えておく必要があるとの意味で先に、光の観測「相対速度」の意味を印した。