エネルギーと電流

(2022/02/11) 電流は流れず (2010/12/22)と述べて来た。しかし、誰も信じなかっただろう。電気回路に電流計を繋げば正しい『電流』の値が指示されるから。物理学理論がここ迄ヘンテコな科学論に成っているとは、改めて認識し直した。電気を使って、照明をつけ、実験設備を動かし、暖房で部屋を暖め、毎日の生活を過ごしている。使っているものは『エネルギー』であろう。その『エネルギー』は電線路の何処を通って供給され、受電しているかを考えもしない科学者・物理学者とは、教育機関とは科学イノベーションが笑うのじゃないか?『電流』や『電子』では物理学理論などと言えないのじゃないか?電気回路は『エネルギー』が基礎概念で、その伝送回路なのだ。決して『電子』など流れていないのだ。何故このような頓珍漢な物理学理論が出来上がったか。それは科学技術が人が意識するより早く、自然現象を利用する経済競争と利便性に流されてきたからであろう。その物理学理論と科学技術理論との間に横たわる社会的人の意識の問題を理解するには、科学技術のその本質を理解することが欠かせない筈だ。『電流計』一つの開発技術が如何に巧妙に、優れた計測法を創り上げて来たかに驚嘆を覚える認識が必要なのだ。物理学理論を深く学習するには、変圧器を組み立て、電流計の中身の仕組みを解き明かさなければならない。数式で理論を学習しても自然の世界を理解できなかろう。ドローンが人家の屋根を突き破る災害など御免だ。一般相対性理論じゃ自然世界の物理現象は理解できない。

『電流』と『エネルギー』の関係。

電流計で測定できる『電流』が電気回路に流れていないと言う解釈論法は正しくないかも知れない。『電流』と言う技術量を決めたとしても、自然界に存在しない『電流』が電気回路に流れると言う物理的解釈論は成り立たない。と言うのがより正確な表現法だろう。物理学理論は科学技術理論とは異なる学究対象と認識しなければならないと言う前提を理解しなければならない。『電流』は科学理論構築用に仮想的に作り出した技術概念でしかないのだ。『電流』と言う定義概念量が、その自然世界で存在可能かと、その真相を掘り下げて考えると、定義の根本になる『電荷』が実在しないから『電流』は存在し得ない結論になってしまう。それでは『電荷』とはどの様な自然世界に存在し得る物理量か、その空間像はどの様なものかと深く考究すれば、『電荷』と言う概念そのものの実在性で矛盾に突き当たり、『電荷』の存在を否定せざるを得なくなる。然し乍らその『電荷』が自然世界に存在すると言う論理性の真偽は、全て各人の自然現象全体に対する認識を形成する感性によって最終的には決まるものであろう。だから筆者個人の自然観が基になって、科学者が唱えて来た自然科学論の根本概念であっても、『電荷』の存在は否定せざるを得ない結論になった。例えば、『電子』の知覚機能と科学理論の論理 (2022/01/20)など。その意味で『電荷』が存在しないから、『電流は流れず』と言う事に成ったのである。

不思議にもこんなところに、『電流』の概念がどの様なものかを考えるに良い具体例があった。

先の記事、磁気(磁界)の本質 (2022/03/09)で気付いた。

改めて、その問題を個別に取り上げたい。

①と②の二つの回路で示した。それは抵抗とコイルの直列回路に直流電圧を掛けた。

『電流』による解釈。

電流値は一定の値に落ち着き、I=V/R[A] となると言うのが電気理論だ。①はスイッチSが開いている場合。②はスイッチSが閉じた場合だ。抵抗の電流値はスイッチのオン、オフには関係なく同じ値になる。その意味はコイルが有っても無くても回路動作には影響しない事に成る。『電流』による解釈が基本的電気理論の解釈手法だ。ここで、コイルの『エネルギー』をどの様に解釈するかが重要になる。コイルは『エネルギー』を貯蔵する機能要素だ。理論では、

(1/2)LI²[J]

となる。単位はジュール[J]である。その『エネルギー』をどの様に認識するかが極めて重要な点である。『電流』 I の2乗での表式である。その式で表現した『エネルギー』[J]が何処に在ると認識するかである。コイルの中の空間に在ると認識するか、空間になど無いと解釈するかの問答になる。『エネルギー』の単位からして、それは磁束ではない筈だ。『エネルギー』でなければならない筈だ。とても困った問題がある。それは『エネルギー』と言う用語の意味が大変曖昧に使われている事だ。エネルギーと検索すると、石油燃料や自然再生エネルギーなどに辿り着く。『エネルギー』ではなく、『エネルギー』を作り出す燃料などに使われる。『エネルギー』の資源をそう呼ぶような曖昧な使われ方に成っている。石油燃料は灯油などのように物質として見える。しかし『エネルギー』は目に見えないものを呼ぶと決めないと、物理学理論の矛盾が解消されない。ジュール[J]と言う単位が物理的『エネルギー』の定義量だと認識しないと混乱・矛盾が消えない。『エネルギー』は仕事をする能力とも定義されている。放送電波出力が300キロワットと言う時、ワット[W]=[J/s]と言う空間に放射される『エネルギー』の単位時間当たりの物理量[J]と言う空間の伝播エネルギーを認識できるかである。その『エネルギー』の単位ジュール[J]は決して仕事をする能力などと定義するべき単位[J]ではない筈だ。空間を光速度で伝播する空間に実在する『エネルギー』の流れなのだ。決して電界や磁界が流れる訳では無く、『エネルギー』が流れるのだ。エネルギー資源庁と言うお役所もある。その『エネルギー』と言う用語にはまさかジュールの単位[J]を想定している訳ではなかろう。だから物理学理論で、空間に実在する『エネルギー』と言う物理量を認識できない矛盾が厳然と残っているのだ。料理に使う『熱』も空間を流れる『エネルギー[J]』の縦波の分布波なのだ。輻射熱とも言う。空間に流れる『エネルギー』なのだ。

『エネルギー』による解釈。

『電流』も『電子』も決して電源から『エネルギー』を伝送する事は出来ない。『エネルギー』は目の前の空間に充満しているものなのだ。光はその『エネルギー』の空間分布波形が様々に変化して織り成す自然現象なのだ。電線路の電線で挟まれた空間を『エネルギー』が光速度に近い速さ(絶縁体の誘電率によって)で伝送されているのだ。電流計の中身を分解してみれば、コイルが計測技術の要に成っていることが分かる。コイルの何が『電流』を測定する機能を果たしているかを学習しなければ、『電流』の意味など分かりようが無いのだ。コイルの中に渦流と成っている『エネルギー』がその機能を果たしているのだ。コイル内の空間にある『エネルギー』なのだ。

スイッチSオン時。

右図のように、コイルに『エネルギー』が貯蔵され回路が安定動作にある。その時、スイッチSをオンした。抵抗回路部分はスイッチのオン以前と何も変わらない。消費電力は

p=V²/R [W=(J/s)]

で、電源から負側電線路に沿って『エネルギー』が伝送される。どの様な『エネルギー』が流れるかは、電源電圧値Vおよび負荷特性値(抵抗R[Ω])と

電気回路の回路特性(L[H/m] 、C[F/m] および Zo= √(L/C)[ Ω])によって決まる。

電線路負側導体近傍空間を流れる伝送『エネルギー』の線密度 δI[J/m] は電力「PW]から、

 

となる。瞬時電力の具象解剖 (2022/02/03)参照。

結局『電流』と言う次元 [C/s]の物理量は電線導体内を流れ様がないので、スイッチ部の『電流』がゼロとか如何とかの問題ではないのだ。決して『電子』などで『エネルギー』伝送論が論理的に論じられる訳など無いのだ。『電荷』なる物理量がそもそも自然世界には無いのだ。

以上とする。教員の共済組合員になれなかった過去の不可解?何処かの誰かは盗み出したものすべてを返せ!!

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