(2022/01/22)。人が意思を伝える基本は会話だ。『波』の本質は全て『エネルギー』の縦波現象である。その為の具体例とする。
会話はどの様な物理現象か。音の物理現象とは何か。
音の物理現象。
音の伝播現象を理解する事が会話の物理現象を分かることになる。音は空気中を伝播する『エネルギー』の縦波伝播現象だ。その意味位は高等学校の理科「物理」で教えられて当然と思う。しかし、どうもその様に教えられていないのではないかと心配だ。水面を伝わる波を横波として教えている様だから。それは間違いを教育している事だから。要するに『エネルギー』の伝播現象を物理学理論では分かっていないようだから。その原因は、大学の物理学教室が物理学即ち自然現象を正しく教える状況に成っていないからだ。以前、NHKの高校講座の波の授業を見た時、機械式の『造波器』のモデルを使っていた。また水面波を横波として解釈し、『エネルギー』の縦波と言う解釈をしていないようだ。その物理学教育の悪い成果が「津波」の自然現象が理解できない専門家学説を生んでいるのだ。
波の基本。それは全て『エネルギー』の縦波現象だ。
電磁波も『エネルギー』の縦波である。
光も『エネルギー』の縦波である。
空気中の音の伝播速度は331 [m/s]程度らしい。その速度とは『何』の速度か?音の特徴はその空間を伝播する『波』の空間の姿にある。決して真空では音は伝播しない。だから空気の圧縮された圧力密度の縦波の伝播現象だ。空気が圧縮されるという事は空気媒体に密度の増減を作り出し、その圧力分布波としての縦波伝播現象なのだ。空気中の圧力密度波程度は科学技術の進歩した現在なら、もしかしたら測定器で計測できるかも知れない?音の空間像は、それは空間の『エネルギー』分布密度の縦波に成っている。
この空気中の『圧力』と水中の『圧力』の違いだけで、音の伝播現象も津波の伝播現象も全く同じ物理的現象が基本に成っているのだ。水面波を伝播する波も波源に生じた水の圧力による『エネルギー』の縦波現象なのだ。その『エネルギー』の認識が欠落した物理的欠陥が教育上の問題なのだ。津波の伝播現象を水の運動エネルギーのような解釈をする何処かの省庁の認識では困ったものだ。圧力エネルギーの縦波、津波の『エネルギー』は水の運動エネルギーで海洋を伝播するのではない。津波の波は、普通の水面波と同じく水など移動する運動エネルギーではないのだ。海洋の津波波形はただその海水面が上下するだけである。津波は『圧力エネルギー』(階段状の衝撃波)が水の移動を伴わないで伝播するのだ。陸上に上陸する時、『圧力エネルギー』が水の流れの『運動エネルギー』に『エネルギーの等価変換』が起きるのだ。水面波が横波だなどと解釈する物理教育は間違っている。
『エネルギー』の空間分布を計測できないから科学理論では、物理学理論ではその自然界の認識において、『エネルギー』を理解していないのだ。代わりに波長や振動数と言う抽象的な概念で『波』を捉えているのだ。
科学技術計測量と物理学概念との関係を別に述べたい。
目から鱗です。
津波は水の移動を伴わないエネルギーの伝達なんですねー。
そうでないと地球の裏側に津波が到達する現象を説明できないです。
納得しました。
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そうですね。平成5年の奥尻島の津波で自分も初めてその現象の意味を確信しました。気象庁は水の移動と?
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