突然のTwitterの変乱に驚いて。
驚いて、振り返った。
『エネルギー』が自然界を支配している物理量だ。質量や分子は顕微鏡などによってその実像を観測できるようだ。しかし『エネルギー』は目の前の自然界の空間に実在しても、その像が見えない為に物理学の概念量として認識されない。光が在る事は分かっても、その光の『エネルギー』の実像を認識できないが故の驚くべき、認識矛盾の現代物理学理論だ。止む無く自然界に存在もしない『電荷』や『電子』が仮想的な理論的論拠概念として代用される事になった原因だ。
生命現象を司る生体の情報統合はその『エネルギー』による以外困難である。分子の流れる伝達速度は遅く、神経情報の伝達には間に合わない筈だ。心・精神と言う人が生きる根幹を支配する、その『エネルギー』への思いを記事にしてきたように思う。生理現象や医学には全くの無知ではあるが、自身の『我』という存在を心の働きの視点から内省しながら、思いを綴ってきた。電気回路の電磁伝播現象も身体の分子生物・医学的分野以外の生理現象も、情報伝達現象としては『エネルギー』から統一的なものと見做せるだろう。
はじめは2010年の
1.基礎科学とは何だろう から始まり、
2014年に自身の生物学への無知を改めて意識し、少し基礎を考えた。その年は特別に多くの関連記事を投稿していた。
2.脳と生体制御の謎 (2014/03/21)
3.生命の本質 (C.H.ウォディントン著)を読んで (2014/04/06)
4.細胞分裂の意味を問う (1014/04/18)
5.染色体と遺伝の仕組み (2014/05/08)
6.生命の始まりと脳 (2014/05/11)
7.脳の機能と個性 (2014/09/05)
8.アミノ酸(amino acid)を追って (2014/11/06)
9.ニューロン(Neuron)を尋ねて (2014/11/13)
10.細胞とその機能 (2014/11/18)
11.人の色覚と三原色 (2014/12/11)
12.意識とは何か (2015)。
13.生体電流と生体制御 (2017)。
14.生命活動とエネルギー (2018)
15.ヘモグロビンは何処へ行く (2021)
どういう訳か、考える基点とその方向が科学的常識と違うようだ。生きるための、憲法で保障された、文化的でと言う条件も最初(1939年12月1日:舞鶴鎮守府への戸籍転籍【内務省?】をされ、戻った記録の痕跡が無い)から無かったのかと煩悶しながら、科学基礎概念の『電荷否定』と『エネルギー一筋』の道を追い求めて、今は確信に至った。その反科学常識の自分の生理的思考の軌跡をまとめておきたかった。