『エネルギー』を伴わない波は無い。
電磁波、水面波、津波(海洋伝播の波)そして光。全て『エネルギー』の縦波である。この『エネルギー』の流れは運動エネルギーのような質量の運動速度によるエネルギーの流れは伴わない。質量が流れない、『エネルギー』が進行方向に流れる現象が縦波という意味だ。水や弦等の波は、波源から『エネルギー』が質量の空間媒体を利用して伝播する現象の『縦波』だ。電磁波や、光は真空空間を伝播する『エネルギー』そのものの縦波だ。
しかし、物理学理論ではその『エネルギー』を認識していない。
雨粒と波紋 (2019/07/04) の記事の波紋が右だ。雨粒が水面で踊っている。水とは別物の様に、白い塊となって上下運動をしている。水面の表面張力と雨粒の表面張力との不思議な関係が織りなす現象である。
この状況も一つの自然現象の姿を示している。この物理現象を理数的に解説し、表式化しようとすればとても難しかろう。
ピンポン玉の中に半分の水を満たして、上から落下でもさせれば、こんな波紋ができるかも知れない。アルキメデスの浮力との兼ね合いで。
その球が水面に落下する時の速度で、その球の運動エネルギーは計算できる。『エネルギー保存則』と言う有り難い物理原理が認識されている。
さてそのとき水面にできる波紋は、物理学の教育で教える『横波』で説明することで、自然現象の論理に適合すると考えるのでしょうか。
物理学教育では全く『エネルギー』と言う概念は無視される。只水面の水が上下に運動するだけと殊更強調して教える。これが『横波』の物理現象と❣決して『エネルギー』の言葉は出てこない。
水面に波は生じて『エネルギー』が関わらないとは、物理学とは一体何なんだ!
だから、スマホで電磁波を幾ら放射して、電池が切れても、電磁波には『エネルギー』が全く関わらなくて済む現代物理学理論なんだね?NHKの放送電波の電力が300[kW]でも、電磁波には『エネルギー』の放射が無くても良い電気磁気学理論なんだね?
当然、『光』も『エネルギー』の縦波だ等とは認識できない訳ですね。
日本物理学会、2011年秋季大会(富山大学)、所属歴無しの不可解❓と?で発表できなかった。
24pRF-3 波はエネルギー流 講演概要集 66-2-2. p.369. (2009.9.23)
にパラボラアンテナ面での電磁波の『エネルギー縦波現象』を解説してある。(横波でどのような解釈ができるのだろうか?電気磁気学担当の先生から是非お示し頂きたい。)