科学と哲学

『電荷』概念の否定に思う。

科学は専門分野から構成される学問体系。

哲学は専門分野の解体によって始まる学問。

科学理論は専門家によって創られる。

科学理論を論理によって崩壊させたところに哲学が生まれる。

専門家・技術者。
大学等で、専門教育を受け、所謂科学パラダイムの信奉者として、特定の専門分野の科目・学術に精通して、その分野の研究・学習の積み重ねによって、その技術・知識の伝承の役目を担った社会的専門家となる。
国家試験、資格試験あるいは学術論文などにより、一定の専門的能力の基準を超えると認められることが多い。
その専門的学識は、その取得者にとっては生活が守られ、また社会的権威を保って、その専門分野の集団的組織の拡大が人によっては人生の一つの目的化となり易い。それは拠り所の科学パラダイムの死守につながる。

哲学者。科学革命が起こり難い。社会的専門家集団の科学パラダイムの死守に因る抵抗が大きな社会的壁となるから。安定した生活の糧と社会的指導者としての権威および社会的混乱回避の願望によって起きる変革への拒否。

『電荷』否定。それはやはり科学革命と呼ぶにふさわしく、社会的達成困難な哲学に成ろう。

(2021/03/17)追記。お恥ずかしながら同じような 哲学と科学 (2018/04/08) があった。

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