獨想的疑念

アーサー・ケストラー(1905-1983)の名言。ハンガリー出身の小説家、哲学者とある。その名言には深い意味が示されていると思う。それらは、

真の独創性は言葉が終わった地点から始まる。

天才の第一の証は完璧さではなく、新境地を開く独創性だ。

独創的発見であればあるほど、後から考えれば当たり前のように思えるものだ。

本当に真実に辿り着く、その一歩手前までは全て誤りである。

と言う言葉。

科学論で注目されるものは、その理論が何らかの新しい科学技術として、人類に新しい生活上で貢献する価値を付け加えた場合であろう。

それに対して、新しい科学的認識に目覚めても、それは少しも科学的・独創的発見に当てはまるようには思えない。今までの科学理論の根幹を否定するような認識がほとんどであるから。

何を否定してきたか。『電荷』『磁束』『電流』が自然世界に実在しないと、それらを否定してきた。それらの物理学理論の根源的基礎概念を否定したら、現在の科学常識としての『パラダイム』に基づいた科学論を唱えられなくなる。それらのすべての概念は『エネルギー』ですべて論じなければならないという事である。それが未来の子供たちに教えるべき基礎的自然認識の感覚であるという事だ。そこには『電子論』の矛盾に教育者・教育機関が気付く必要が有る。筆者も発表する機会に参加したいが、学術機関の所属(元所属も含めて)を表明する事が求められては参加する道がない。公立学校共済組合および文部省共済組合(旧名称)に加入事務手続きなしで教員であったとは表明できないから?

だから獨想的疑念。それが現在の科学認識の基である。アンペアの法則による磁界解釈への疑念。ロイヤーインバーターによる『電圧時間積分』による磁束解釈がアンペアの法則を最初に否定した原点である。分布定数回路の定在波実験での160[MHz]による蛍光灯管点灯確認が『光放射現象の量子論』への疑念。電力の系統制御論での『虚電力』の発見的認識。等からの電気理論全体への矛盾感が大きな疑念となり、『静電界は磁界を伴う』の起点に立った。

 

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