蟷螂(カマキリ)の難しい漢字。
去年の春、庭に小さなカマキリを見つけた。それっきり忘れていて、秋に突然オオカマキリの姿に接した。春見つけた時は、風で飛んで来て、また風に乗ってどこかに飛んで行くと考えていた。それがここに棲みついていたのだ。しかもオスとメスの二匹(?)だ。
カマキリオス こちらは出猩々のもみじで、威嚇している姿。
秋が過ぎ冬にはどこかに飛んでゆくと思っていた。
今年の春に、小さなカマキリが目に留まる。
生まれて間もないのだろう。昨年の春に見つけた蟷螂と同じである。
巣を見つけた。
カマキリの巣 オオカマキリはどこにでもいろいろな形状の巣をつくるようだ。巣からはたくさん生まれたらしく、痕跡の穴が見える。残念ながらこの鉢台は取り壊してしまった。
成長した姿。1っか月ほどで少し成長した。その後椿の木を切って環境が変わったため、どこかに飛んで行ったようだ。今年はもう居ない。
ここにはいろいろの生物が生息し、生命の不思議を見せてくれる。自然は心に響く歓び。科学技術で月面探査などの話が話題に成っているようだ。庭に鳴く秋の虫の音を聞くと、空気の無い人の住めない世界には興味が湧かない。日本の風景がいつもそばに在って欲しい。自然科学の対象とする世界は身近なところに心躍らせるものが潜んでいる。『電荷』は人が仮に作り出した仮想科学の世界だ。基礎概念の『エネルギー』をどう認識し、定義付けるかが自然科学の課題と思う。