本箱(木製自作、釘なし組み込み書棚、約160cm×190cm)にくすぶっている古い研究ノートをひろげてみた。一体何の意味があって、研究をしていたのか今考えても、自分の所業を理解できない。ただ無為の時間を已むに已まれず、何かを求めて心の遣る瀬無さを紙とペンにぶつけていただけかも知れない。
とても古いリポート用紙の計算記録が出て来た。ファイルの表紙に1984年(昭和59年)とだけ記されている。その中に意味不明の写真が載っている。pq理論(瞬時実電力・虚電力理論)の意味を追究していた長岡技術科学大学での物のようだ。とても面白い波形であるので、折角だから投稿しておく。
以上の4枚の写真である。多分第6高調波のp、q等の軌跡であろうが、系統負荷アドミッタンスなどと記されているから、科学研究費申請用の基礎資料だったかもしれない。いつか計算資料の意味が理解出来たら、データ写真の意味を説明できるかもしれない。