アミノさん(amino acid)を追って

何故かと『問答』に落ちる。生物に関する基礎知識が、自然科学分野の中でもいびつな程欠落している自分を知る。生命活動の全体像を認識する等とても無理ではあるが、少しでもいびつさを無くしたいと思って、アミノ酸を追いかけてみようかと奮起する。水や酸素を誰が地球上にもたらしたか等の疑問を解けずに、更にアミノ酸をも疑問の仲間にしてしまう。追いかけることは、疑問を膨らませて、はじめて全体像への取り組みが出来るかと思う。高等学校の1年生で、生物の授業を受けた。蛙を解剖して、皮を剥いだ太ももの部分に電極で電流を流して、神経の動く様子を実験した記憶がある。それ以来生物には無関心で来た。無知識の愚痴かと笑われそうだが、理解できない愚かさを曝してみる。一般的市民の常識が自分程お粗末ではないと思うが、桁違いの無知をお笑いください。

疑問 愚か者の大疑問としてアミノ基を問う。アミノ基NH2- は窒素原子Nに水素H2が結合した分子の一塊りと理解する。その原子結合はどのように確認出来るのだろうか。本当に水素が二つ結合していると実験的にどう確認出来るのか。水素と陽子に違いはないと認識する。電荷否定の現在、原子結合論を根本から考え直さなければならない。タンパク質、酵素の分子構造の確定とその意味を問う為の原点として問う。その他の疑問を拾ってみよう。①地球上の生命は全てが20種のアミノ酸で賄われるのは何故か。それはDNAがたった4種のヌクレオチドであることを考えれば、不思議と言えないかもしれない。アミノ酸は側鎖によって規定される。②何故植物が全てのアミノ酸の合成機能を持ちうるのか。③フェニルアラニン、チロシン等の必須アミノ酸のベンゼン環を合成する機能は何者が担うか。植物が合成するのか。新たなベンゼン環合成経路を微生物で発見、その詳細を解明参考。④直接太陽系の根源のエネルギー源、日光を生命の生合成に利用しているのは植物である。その吸収したエネルギーの質量変換が地球の形体を増加させて来たと考えざるを得ない。太陽の恵みに直結した植物に全てのアミノ酸生合成を託した意味は何だろう。人間にも光合成に当たるものがあるようだ。太陽光線を浴びると、副腎皮質が鍛えられ。皮膚からビタミンDの合成が行われると言えるかも知れないから。太陽光線が人の生合成の一端を担っているのか。⑤その地球の生命の基を人間が破壊し続ける愚かさは何故だろう。森林破壊と環境過熱化の人間の業は?⑥ビタミンは天然で、何が合成するのか。レモンにはビタミンCが多いが、それもDNAが関係するのか。全てのビタミンの分子構造は決まっているのか。⑦タンパク質に似たものに酵素(細胞によりつくられる、触媒の働きを持つタンパク質と定義されるらしいー追記ー)がある。酵素もアミノ酸の生合成から出来ると思うが、どんな機能で、何が造り出すのか。酵素はDNAには関係していないのだろうか。

今日ITで、高等学校の生物学の授業風景を見た。ニューロンの解説授業だ。余りにも無味乾燥で科学授業という感じを受けられない。只用語を伝達しているだけであり、記憶は科学論ではんない。そんな教育は科学への興味を失わせるに十分の効果満点であることだけは間違いない。科学論と成らない内容は題材に取り上げるべきでない。理解できない疑問点を取上げて教える事が重要である。

思い付く疑問を羅列してみた。こんなに理解できない、疑問だらけの自分を曝しても、みんなが納得できる生物学になって欲しい。最先端の医学の実情を理解する事が市民の務めでもあろうから。血液から全ての身体の状況が調べられる現実を考えた時、科学リテラシーという社会的課題を克服しなければならない。『電荷』という偽概念で論じる全ての科学論は排除しなければならない。

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