ライフ写真講座ータイム ライフ ブックスーを見て

どのくらい前か忘れたが、長岡市の踏切傍の古本屋で手に入れたと思う。箱入りの2冊組である。この本には定価が記されていない。きっと特別な、市販されない本であろう。

ライトとフィルムライトと・同ケースひと目中を見れば、並大抵の本ではない魅力にあふれている。TIME Inc.による1970年発行の英語本の翻訳版である。さすが専門家集団の結晶が鏤められている。手元に2巻ある。ライトとフィルム。

もう1巻は特殊撮影(の訳)。

この特殊撮影と訳したPhotography As a Tool には写真技術の粋が示されている。近年はこれ程の専門的に卓越した、貴重な本に巡り合えないように思う。専門性が頼りなくなっていると思うが故にかも知れない。

特殊撮影普段見ることのできない物を写真技術を駆使して、その映像の極限を美しく映し出している。この表表紙の写真は顕微鏡にカメラを取り付けて、溶け易い雪の結晶を収めた写真だそうである。ページをめくると、自動車の一体構造(メルセデスベンツ230SL)を放射線(コバルト60のガンマ線)で、5枚の大きな写真乾板に50時間の露出を掛けて撮った、透かし見せる物や蒸気機関車《この場合は玩具の機関車でした。勘違いをした間違いでした》の全体像(中性子線とX線に依る二つの透視映像)を収めた写真など、度肝を抜く写真に溢れている。中に、生命のはじまりとして、母親の輸卵管の組織がゆらゆらとしているひだの姿、また受胎後15週経過の胎児の写真。どの写真も万々歳と叫びたくなる。

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