ネオジムマグネット

希少金属として話題になった。磁石が科学技術に欠かせない電磁気部品である。ネオジムはその磁気特性が優れている。携帯電話の振動(バイブ)等にも使われているようだ。磁石をはじめ磁気現象全体が不思議だ。その物理的意味が今でも分からない。磁束概念を否定して、磁場空間のエネルギー流で解釈すべきであることは間違いない。しかし、それでもまだ謎が多く、不思議な物理的意味を理解し切れない。

磁気繋ぎ1

磁気繋ぎ2

相当前に購入したネオジムマグネットがある。直径30mmほど。とても高価であった。物理学会で、磁場模様の発表に使いたかったが、2個を買うだけの資金がなかった。だから使えないままである。

写真1 釘で磁気繋ぎを形にした。5cmと2.5cmの釘。

写真2 磁力が強く、危険な為磁石を桐の板で両面を塞いでいる。そのカバーの上で釘を繋いだ。2.5cm釘。

こんな写真を示して何を伝えたいかと言うことである。電気理論を学校で勉強して、電気の技術者として、社会で活躍している人々が多い。みんな磁石のことは知っている。台所には、何処の家庭でも、マグネットでメモが留められている。鉄に磁石を近付ければ、たちまち張り付いてしまう。こんな便利な器具は他になかなか見当たらない。電気の専門家、例えば学校の先生に磁石のことを尋ねれば、すぐさま教科書通りの解説で説明してくれる。その説明でも分からないと言えば、頭が悪いか素直で無いかと切り捨てられる。先生にそれ以上のことを質問してはいけないのである。何と言っても「文部科学省」のお墨付きを得た日本国家の威信が掛った教科書の解説に従った先生の国家への従順さに敬意を払わなければならないから。それに逆らったら、「単位」は頂けず、電気の習得が認定されないかも。

磁石への疑問 教科書に書かれている内容で、何処に不都合があるか?と言われるだろう。上の磁気繋ぎの釘模様を見れば、マグネットからの磁束が鉄釘の中を通り、次々と磁石釘の繋がりとなるだけのことであると。こんな当たり前の理屈が解らないかとお叱りを受けるだろう。普通はその説明で、納得して理解したと引き下がるのが常識人である。社会的混乱をつくらない所謂大人で、社会人として通用する。それに反論したら、社会的お邪魔虫と蔑(サゲス)まれるから、気を付けないと生きて行けない。集団化が阻害される(村社会に属さない) と、日本では排除される危険が特に大きい。磁石に対して、どんな疑問を抱くか。『鉄』は磁気特性に優れている。何で鉄がそんなに他の元素と異なる特性を持つのか?物理学では、元素毎にこんな特性があるから、それぞれの特性に合った使い方をすれば良い。それだけの知識を習得(暗記)して社会に役立てば良い。『酸素』と同じく、『鉄』が何故そんな特性を示すかを追究しては社会的な規範からはみ出すので、それはいけない。『鉄』元素の構造にその特徴が隠されているのだが、『超伝導』現象と同じくとことん追求する時になって初めて、分からない事に気付くのが普通である。子年のマグネット下手な版画を臆面もなく年賀にした。2008年3月、日本物理学会で磁気に関する疑問を問う発表をした。その磁石を題材にした版画。磁石が何故引き合うかの疑問を掛けた絵図。

自然現象の本質を追究することは、余り経済的、社会的利益につながらない事がほとんどである。現象の利用に視点を置かないと、利益に繋がらない。『鉄』系元素の磁気特性の特徴は、その磁石の近傍における「空間」内に何か見えない力が存在する点である。「磁束」が存在したと仮定しても、その磁束がどのように力の基(原因)になるかと言う意味を説明しようがない。近付く程強い力になる訳は何か。近付くと磁束が太くなるのだろうか?磁気のクーロン力で数式の説明があるが、それは距離の大きさが変化するだけで、磁束(磁気量)の変化は全くない。磁束を基に、力を説明するなら磁束の変化、磁気量の変化で解説されなければならない筈だ。距離が磁気力の基とは言えまい。磁石空間の磁気量の解釈が磁気理論には無い。私が否定するのが距離に因るクーロン力である。同じくニュートンの万有引力も遠隔作用力で、エネルギー量には無関係の法則である。同じく磁気力も遠隔作用力で、近傍空間のエネルギー量等は全く解釈の中に考慮されていない。いくら物理学理論が遅れているとしても、現在は『磁気量』と言う物理量を磁石の表面にある等とは解釈していない。磁場空間を、div B =0に従って理解する。それは磁気(単位ウエーバー)と言うものが存在しないと誰もが認識しているが故の原則である。しかし、何時まで経ってもその存在しないと解釈している『磁気』でのクーロン則を掲げて、教育現場を飾っているのである。教育用『お飾り法則』と言いたい。何故単純に離隔距離が磁力の基になると考えるのかが不思議な科学論の人間性への疑問である。

磁石金属原子にどのようにエネルギーが蓄えられるのか?外殻電子がスピンをつくる等と言う解釈は矛盾が多過ぎよう。「磁区」とはどのような元素結合が生みだすのか。マグネットの磁区はどのような金属結晶で構成されて、生まれるのか?磁石表面にその金属内部の磁区の磁気状態が現れると解釈できるだろうか。あるいは内部に因らないで、磁石表面だけに存在するエネルギー状態と解釈すべきなのか?それにしても、磁石表面近傍空間に局所化されて蓄えられるエネルギーを磁石金属元素が保持する機能は何なのか?そんな疑問が経済的利益に今のところ繋がらないかも知れないが、価値ある重要な疑問として挙げておこう。その磁気模様の例を挙げておく道草問答(4)マグネットの砂鉄模様

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