(2016/03/01)追記 3年程前の記事に追記したい。先日、ツイッターで画像を見た。オーロラの原因説に太陽風がある。荷電粒子が云々と言う。それとは全く違うと思うので、絵図にした。
国際宇宙ステーションの上空からの観測オーロラは地球表面に広く発生している事を示していた。薄い地球表面の空気層に広がっている。その動画には雷も同時に映し出されている。地上から観測するオーロラは北極地方で良く観測される。しかも緑の膜が張られたように棚引いている。極地が地球回転軸近辺で、極寒の地で観測される。しかも放射冷却の晴れた日に現れやすいらしい。地球表面には地磁気がある。地磁気の正体は何かと言う疑問も有ろう。物理学では磁気は磁束と解釈するが、それは自然現象の物理としては磁束は仮想概念でしかないと理解すべきである。地球表面を風の偏西風と同じく地球の回転速度より早く回転するエネルギーの流れがあるのだ。その様子を絵図に記した。その極地でのエネルギー流がその極点の磁気的特徴の基である。そのエネルギーの回転流と、地上からの熱放射現象に伴う熱エネルギーが上空の冷気で、飽和状態に達し、余分の熱エネルギーが空間から放射される現象がオーロラの正体と見る。雷が水蒸気の保有熱エネルギーの空間での飽和限界による熱爆発と観る現象と同じものであるとの解釈に繋がる。自然現象の根本は極めて単純であるが故に複雑な多様な姿を生み出すのだ。コンパスと砂鉄の心で、ようやく方位コンパスの近傍空間におけるエネルギー流の様相を捉えられたと考える。地球磁場現象もコンパスのエネルギー流と同じ原理である。
オーロラの画像をITで見る。その天空の色彩模様が誰をも引き付ける。その正体を的確に説明できていないように思う。研究分野としては宇宙論か、気象分野になるのか。太陽からの電子流が原因のような解説があるようだ。しかしその説明には納得できない。素人なりの感じる原因を考えたい。
オーロラの特徴 幾つかの特徴を拾ってみよう。
- 磁極(地軸極上)に発生。
- 緑色が主で、ピンク、赤あるいは青色と変化する。
- 軸周回膜上の垂下帯模様が多い。
- 垂下帯が流動的に変化する。
以上にその特徴があるように感じる。
オーロラの正体はと言えば、上の特徴が何故生じるかを説き明かさなければなるまい。
その基本的視点 発光は何が基か。連続的発光の垂下膜は、連続的なエネルギー供給がある。即ち光が放射されることは、エネルギーがオーロラの膜から放射されている訳だから。次に、オーロラが発生する時と、発生しない時があるから、その決定の限界は何が決めているか。
一つの解釈 空間のエネルギーが飽和して、放射光として開放される現象である。しかも連続してエネルギー供給がなされる空気、空間の現象だ。回転軸付近に発生するから、エネルギーの軸中心にした円周に局部的なエネルギー飽和が起きる現象。
以上から太陽からの電子流と言う解釈よりも、回転体の軸付近のエネルギー飽和・非飽和が原因と観たい。そこは丁度「磁極」に関係するから、磁気エネルギーの回転場所と看做せないか。磁界・磁気概念の本質。また、極地の気象状況で、寒気との関係で、気体のエネルギー過剰が起きるとも考えられる。雷の水蒸気原因説(雷の正体)に似ているか。