素粒子ーその実相ー

素粒子とは何か? この素粒子の実像をどのように描き得るかを考えて来た。自然世界を統べる基礎は『エネルギー』一つである。その基本認識から得た素粒子の描像が右の図である。図の陽子の軸はエネルギー流に対して、矢印方向に磁極のS極があると解釈して頂きたい。その磁極は磁石の磁力を考える方向性である。磁極の意味は、S極とN極間に働く吸引力であり、同磁極間に働く反発力となる力の基である。この描像は、エネルギー流一つの単純性から、あらゆる現象の基に成ると予想される点が魅力的である。『原子核結合』の様子も予測できましょう。『湯川理論』での中間子論は、やはり電荷の有る(陽子)、無し(中性子)から解釈されて産まれた概念でもある事を考えれば、中性子と陽子の結合をエネルギー流の近接作用から考察することがより無理のない解釈に繋がろうと思う。天気図の「高圧」と『低圧』が対を成すように回転エネルギー流の近接作用で納得し易かろう。

電気磁気学の基礎概念『電荷』を否定した。全ての物理学理論の根底から、その裏付けが失われたと考える。あらゆる物理学の基礎を書き換えなければならないと考える。現時点で、今までの様々な考察を通して、益々物理学の基礎概念が、その根底から『嘘』で固められていると思わざるを得なくなった。特に現代物理学の最先端研究で、素粒子論や宇宙論が話題になっている。全てが複雑な新しい概念像を書き加える論に成っているようだ。そんなに自然は人間が考える程複雑性にその基本を置いていないと思う。現代物理学理論と正反対の考え方で、自然を認識したいと強く思う。その結論としての「エネルギー流」ただ一つから矛盾なく認識出来るだろうと結論付けた「素粒子描像」を提示した。

原子核構造論 提示した素粒子像から、原子核構造も自ずからその形が想像される。エネルギー流の局所化された素粒子同士が接近すればそのエネルギー流の間に起こる相互作用に、近接化の吸引力と反発化の排力とが生まれる事は予想が付く。ここには、『遠隔作用力』という物理学理論の『力概念』をも否定する、私の持論が根底にあって求めて来た方向性の『近接作用力』への結論でもある。太陽系の宇宙論にもそのエネルギー回転流が基本に秘められているとの展望に立っての結論でもある。昭和62年の電気学会、電磁界研究会での講演原稿が大変な顰蹙(ヒンシュク)を買った事は記憶している(所属なしで、長岡技術科学大学に?)。陽子と中性子はエネルギー流の構造に磁気的軸性が有るか無いかの違いしかないのである。だから、陽子も中性子もその根本的物理量の意味においては、特段に違いが有る訳ではない。だから陽子と中性子の間ではどちらにも転換する基本的性質が隠されている。原子核理論にも有るように中性子が電子と陽子に転換する核分裂反応が言われているのは、エネルギー回転流というただ一つが基本という、ここにその本質が有るからだ。さらに『電子スピン』という言葉も有るが、電子スピンとは何か?-その空間像ーに記事にまとめた。電子と陽子との磁気的軸性結合が何らかの状態変化で、中性子に変換するのは想像に難くない。

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