地震とは何か

地震とは何か? 地球上で、いつどこで起きるか予測がつかない。地震現象の様子は誰でも知っている。『地震、雷、火事、おやじ』と昔から一番恐ろしい日常生活の極みに挙げられている。人間が故意に起こす、あるいは無知に因り起きる惨事の原子爆弾、原発崩壊等とは異なる。日常の生活に起きる避けられない自然現象が『地震』であろう。日本には「地震予知連絡会議」とやらの政府機関がある。『地震は予知出来る』ような誤った認識を発信する言葉遣いであると前から気掛かりであった。地震が起きる意味をどのように解釈するかはそれぞれ各人の自然観察に基づく経験的感覚が基になると思う。先日、朝日新聞に(10月10日付で) 海山引っかかり巨大地震? 防災科研 プレート境界に力蓄積 との見出しの記事が出ていた。図解で、プレート境界に海山が引っかかり、大きなエネルギーを云々と言う解釈が日本地震学会で発表されると言う記事である。前からプレート境界面での岩盤の沈み込みによるひずみの蓄積が限界に達すると、岩盤プレートの跳ね上がりが生じ、地震現象を引き起す、と言う地震の解釈が理解できなかった。今回は、巨大地震が更にプレートの沈み込む境界面に瘤(コブ)状の山があり、そこに引っかかる様な解釈で捉えているようだ。それが巨大地震の原因との解釈。いろいろの解釈があるのは結構である。しかし、「地震予知会議」の名称が当然として、異議も無い地震学会の専門家としての上のような瘤状海山の引っかかり解釈にはとても違和感を覚える。「地震予知」と言う用語が意義あるものならば、今回のような「東日本大震災」の地震が「何月何日ごろ」発生すると予報が出せるのが、専門家としての責任であろう。『地震予知』等と言う用語はまず廃止する事から専門性を発揮して欲しい。その姿勢が、『原発事故』の収拾し切れない未来への不安を撒き散らしている原因であると考えたい。

地震とは何か 確かにプレートが潜り込み、岩盤がその上に乗る事は当然の地殻変動として起きているだろう。では何故そのような現象が起きるのかと言う疑問が浮かぶ。地球上の地殻変動が地球の中心のマグマまでを含めて、地球全体が地殻回転運動によるエネルギーバランスの調和の上にあるものと解釈する。マグマの暗黒灼熱地獄は熱を放射し続けている事が地球が生きている原点であると。マグマへのエネルギーを供給するには、燃料の地殻変動による自己供給運動が必要と解釈する。太陽からの供給エネルギーをマグマの熱エネルギーの基にしていると解釈する。地震はプレートの潜り込みと言うだけの表面的な認識では、『地震予知』と言うような誤った用語を使う社会的危険性を市民の科学認識に植え付ける事になる。地震はとんでもない危険性を人間に及ぼす自然現象である。どんなに予防対策をとっても、人が海の自然の恵みを得る生き方を望む限りは、何時その地球の脅威が襲いかかるかは予測できないのである。津波がどんなに恐ろしかろうとも、その危険性を世代を超えて、如何に未来に伝え続けられるか。そして如何に犠牲を少なくするかに掛かっているものであろうと思う。地震は地球が生きる地球の生命の姿であろう。専門家に、素人が言うべき事でないとお叱りを受けよう。しかし納得できない事が多過ぎるから。

津波について再び。 今回の地震についての記事は、実はNHKのスペシャル番組の再放送の津波観測データ映像を見て、書こうと思った。津波観測計のデータ(気象庁?)で大津波波形が観測されている。その番組の解説で、専門家の視点が大津波のピークに固執しているように思えた。私が一番気になる点は、波のピークより、その前に現れる海面の沈下現象である。その波形の概形を時間軸で書くと、右図の様である。ピーク点はpで、その前に海面が先ず沈降するd点が現れる。この海面の沈降がどの様な意味を持つかは大変重要な『津波』解釈の要点になると考える。この沈降が地震震源地から海の全面に広がる。水は水面の高低差が強い波動として広大な範囲から地震震源点への水の流入を引き起す。その水の合成が大きな津波の山を産むのである。海岸点での地震時刻から遅れて生じる『引き波』の遅れ時間Tに対して、大津波が到達するのはほぼ2倍の2Tの時間後になるだろうと考える。厳密には少しいろいろの要因が含まれるであろうが。この引き波の、海面沈降現象の意味を如何に捉えるかが重要である。大津波の発生原因を探る で述べたように、地震の怖さは震源が海底時の津波である。そこに示したスマトラ島沖地震時の海底写真を見ても、地盤の跳ね上がりと言う痕跡が見えない事である。地震時の陸上での現場写真を見ても、殆ど山が崩れて没落するとか、地割れでの地上の亀裂など、跳ね上がりよりほとんどが陥没現象を示している。今回の東日本震災の地震震源地点の海底写真が何故示されないのか極めて遺憾に思う。スマトラ沖地震の海底写真を撮ったのは海洋調査船「なつしま」とある。もう7ヶ月も経過してしまったが、貴重なデータが得られると思っている。【(2014/06/14追記) 実は、この記事を書いた時には、すでに『しんかい6500』で海底調査が済んで公開されていた。東日本大震災海底亀裂等で検索すると写真がある。海洋研究開発機構の調査結果である。調査結果は予想通りの海底亀裂を鮮明に捉えていた。その亀裂は地球が海底を引き裂くのである。空気の無いところで、しかも5000m以上の高水圧の中に真空空間を岩盤間を切り離して作るのである。そんなパワーは地球の無限の秘力がなす業である。】泥で埋まる前に「海底亀裂」の現場が残っているだろうと期待している。あくまでも素人の私が感じる疑問であり、自分流の解釈であるが、自然科学の専門性には、往々にして専門と言う市民の入り込めない「遮蔽門」が立ちはだかっているように思う。『学問』の『問』であって欲しい。

(2014/06/24 追記) 東日本大震災から3年が過ぎた。何度も地震のことが気掛かりで、また地震発生の原因を地球中心核の熱源供給の地球の生命活動として書き記した。

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