虚数は自然描写に役立つか

最近気に係ることがある。数学で、複素関数論と言えば中々難しい内容のものである。複素平面あるいはガウス平面と呼ばれる、直交した実数軸と虚数軸で捉えた平面のことである。その虚数軸の虚数と言う概念の意味を考えると、実に難しいと思うのである。最近特に気掛かりなことは、物理学理論が私の取り付く島もないほど高度な数学的記述で論じられるが、その描写内容は実在空間との関係で何も認識できない抽象論に偏ってしまったように思う。専門的な分野で通用するかも知れないが、一般市民の理解から余りにも遠く離れ、その乖離が大き過ぎると思う。実在空間は二次元では何の意味もなさないと思う。必ず三次元で無ければ、目の前の空間を認識できない筈である。そこで、虚数軸を導入しても、実軸と虚数軸からなる平面は厚さが無いから実在性には役立たない。物は原子核でも体積を占める。そこで虚数概念を導入したとして、三次元空間をどのように表現するかと考えても、厚みの方向を表現できない。だから物理学理論では、実在空間の中にどのように考察対象が存在するかと言う、最も基本的な空間認識の欠落した範囲での解析において虚数が利用される。虚数概念の意味を考えるだけで、自然科学とは何か、科学技術とは何か、そこには同じ科学と言う言葉が使われるが、その中身に含まれる意味に違いがあるのではないかと、色々と考えさせられる。

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